飾り棚の上に、この棚を載せた画像が、只今出品中の「ブライアンアダムス シングル盤 ２枚 ～」の画像5以降でどうぞ。軽量な棚なので現代家具にも合います。蒔絵の描き方には型紙による技法と自由な筆致によるものとがあります。また両方の併用もあるのでは。前者は江戸時代の後期でしょう。本品は、にご覧のような江戸時代中期の飾り棚です。家紋が、三つ巴、五七の桐、それと伝統的な植物の紋様の図柄です。高さ、65、5センチ、横幅 77センチ。この天板に手提げ小箪笥や鼓、そして刀を飾るといいですね。扉の開閉の状態は画像２で。画像2の扉ですが、打掛金物が通常あるのですが、摘まみの金具が打掛金物が掛かる構造ではなく、摘み金具だけです。当方が勝手に竹製の物を当てています。最初からこの構造だったかどうか？蝶番「ちょうつがい」も左右同じでし、裏側の唐子の蒔絵も同じですから唐子の出入りを考慮して[つまみ金具]だけにしたものか？とにかく婚礼調度品ですので嫁入り道具として施錠しては失礼にならないようにしたものか？