ひと揃い１０本。思わず口づさみたくなる耳なれた津軽民謡ですが哀愁こめられた独特の謠だとおもいます。

歌詞にある当の『伊藤弥三郎』さんは実在の人物で江戸時代中期の１８０８年頃（文化５年）、青森県森田村相野の農家の長男として生まれ、お年頃になって周りのみんなが気にし始めて、とうとう隣村からお嫁さんを迎えることになりました。ところが「気に合わねえ」となって相性が合わず家族全員で嫁いびりという残念な結末、お嫁さんが婚家から去った実話に基づいた《嫁いびり》のお話しです。本当はさみしいお話なのですが十の歌詞は歌うと結構長いです。そしてだんだん明るくリズミカルになってくるのがとてもいいですね。

十の歌詞には津軽全域に広がる農村地域の哀愁のようなものが込められていて、大好きな民謡のうちの１つですが、興味のある方は 『』ユーチューブで津軽民謡『名人、成田雲竹』さんの『弥三郎節』、雲竹さんを師としたお弟子さんの山本謙司さん、現在は県民謡協会会長さんですが、津軽言葉の訛りがそのまま生きて実にいい味！！出て歌っていらっしゃいます。ぜひ聞いていただきたいです。

                 合計重量       ２７８０ g
                                   

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