RG　エヴァンゲリオン　3点
今回の出品は、タミヤ1/350 戦艦シリーズ No.8 アメリカ海軍戦艦 BB63 ミズーリです。1985年5月の発売ですから、今から約40年も前になりますね。ミズーリはアイオワ級の三番艦として1944年6月11日にアメリカ海軍最後の戦艦として初代艦長ウィリアム・Ｍ・キャラハン大佐の指揮下就役しました。サンフランシスコを12月14日に出航し、12月24日に真珠湾に到着しました。その後は日本軍との最終防衛線である硫黄島で激戦を繰り広げた後、沖縄戦を戦い、連日の特攻攻撃の中、戦い抜きました。沖縄戦の後は日本近海を遊弋しながら、空襲で僅かとなった工業地帯の砲撃任務につき、室蘭の製鉄所や茨城県日立市や勝田市の工業地帯（軍需産業となっていた日立製作所の工場群）の艦砲射撃を行いました。今でも日立の海岸線の崖には当時の艦砲射撃の跡が生々しく残っています。日立市の艦砲射撃を経験した方の話では、見渡す限りの水平線が真っ黒に船で覆われ、そこから赤い閃光が光ると周囲一体が物凄い炸裂音と共に跡形もなく破壊されたと言ってました。日本の兵隊さんは何をしているのかと子供心に思ったそうです。7月末にはもはや燃料が底をついた日本軍に制海権は殆ど無く、アメリカ艦隊を中心とした連合国軍の艦艇は日本近海で自由な活動を行っていました。終戦後、ミズーリは8月21日に東京に上陸する占領部隊のため200名の士官及び兵士をアイオワに移乗させ、その後8月29日に降伏調印式準備のため東京湾に入りました。降伏文書調印式は9月2日にミズーリ艦上で行われました。その後、10月23日にニューヨークに到着しています。その後は予備役、再就役を繰り返し、ニュージャージーと同様、近代化改装を受けて強力な打撃力を発揮しました。キットは基準排水量45,000tの巨体と大和型よりも長い船体ながらパナマ運河を渡るために絞り込まれたスリムな姿を余すところなく再現しています。大戦末期の姿を再現している為、ハリネズミのように装備された120丁を超える対空機銃は日本軍の特攻攻撃に備える為とは言え、戦艦の時代の終末を痛感させられます。近代化改装された同型艦ニュージャージーと並べると近代戦における戦艦の役割も理解できますね。モデルは経年で外箱には日焼け、擦り傷、凹み等ありますが、冷暗所で大切に保管してましたのでパーツは良コンディションです。

カテゴリー:	おもちゃ・ホビー・グッズ>>>おもちゃ>>>模型/プラモデル
商品の状態:	新品、未使用
ブランド:	タミヤ
配送料の負担:	送料込み(出品者負担)
配送の方法:	佐川急便/日本郵便
発送元の地域:	新潟県
発送までの日数:	2~3日で発送

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