金沢九谷の最高峰として君臨する
『鏑木製』の中でも今作とは
『石野竜山』等とも肩を並べる名工として名高き
『大桑右霞』によって絵付けが施された

一見するだけでも通常の作例とは明らかなる一線を画す
何かしらの博覧会への出品作で在ろう
と言う事が容易に窺い知れます
極めて貴重な博物館級の別格品と成っております。

(時代)
明治期

(寸法)
最大横幅(28.0cm)
最大高さ(9.0cm)
　重量　(1099g)

近頃では当店の文章や画像をそのままコピーした
悪質な『模造店』がヤフオク上でも散見されますが
当店との関係は一切御座いません。

　
驚異的なる画力が発揮された
類い稀なる別格品です。

　
鏑木製の作例の中でも
『大桑右霞』の絵付けにだけは
滅多に御眼に掛かる事は叶いません。

　
驚異的なる金質を御覧に成れば
今作の別格なる生まれの違いは
極めて容易に御解り頂ける事かと想われます。

　
(状態)
百年以上の経年を迎えた『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな擦れ等は御座いますが
それ以外には特筆すべき傷みの無い
無疵完品レベルと成っております。