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↑ 釉薬は、刷毛で塗っているのではなく、ずぶがけしているのがわかります。 ↑
↑ 瀬戸の土ではなく、美濃の、きめ細かい、もぐさ土です。 ↑
↑ 参考。光琳社刊「瀬戸の古陶磁」掲載の写真です。 ↑
↑ 「江戸前期」と時代判定されてあります。 ↑
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「織部葉形鉢」です。
この「織部葉形鉢」は新発見といってもいい珍しいものですが、刊行されている織部の本には掲載されていないものなので、しち面倒くさいと思われるでしょうがいささか説明させていただきます。
一般的には「織部葉形鉢」は江戸後期に現れるものがほとんどで、それらはすべて加藤春岱や正木宗三郎や平沢九郎などの作家ものとしてです。
江戸後期の作家ものと、桃山織部の流れに入る本商品の葉形皿との違いは、次の3点です。
①江戸後期ものは作家銘が底面に刻印されてある。
②桃山陶芸は全体的に小さめに対して。後期の鉢の造りは35~45cmとみな大きい。(茶席の器から料理を盛るための器に変わってしまったからです)
③江戸後期の絵や釉薬には透明感や大らかさがない。(後期の緑釉は刷毛で塗っていることが多い)
桃山織部は慶長期から元和・寛永期までの約50年しか作陶期がなく(矢七田織部は元和・寛永期{1615~1624~1644}のもの)で、本商品も元和期のものだと思われます。
美濃の地と瀬戸の地は融合されすべて「瀬戸」といわれていた時期も長く、まだまだ明確な区分けがわかっていないのが実情と推測されます。
参考画像として「瀬戸の古陶磁」(光琳社出版)から「青織部葉形大皿」とあるものを掲載しました。本に明記されている年代は「江戸前期(元和年間)」です。
瀬戸に近い窯で焼かれた、いわゆる瀬戸織部の最初期のものだとわかります。この大皿の大きさは31cm、やはり江戸後期のものとは違ってやや小さめです。
本商品の大きさは25.5cmです。底面の土も美濃のもぐさ土のきめ細かさを示していて、瀬戸の土ではありません。
もちろん銘などありません。またこの造形力の高さはどう見ても桃山織部です。
状態は、口縁にあるスジはカマキズで、わずかに数か所の小さなホツがあるだけで、おおむね良好です。
寸法は、約25.5cm×約18.5cm×高さ約7cm。
時代は江戸初期~前期(元和年間頃)。
新発見の桃山織部です。どうか、ご入札よろしくお願いいたします。
[注意点]
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↑ 釉薬は、刷毛で塗っているのではなく、ずぶがけしているのがわかります。 ↑
↑ 瀬戸の土ではなく、美濃の、きめ細かい、もぐさ土です。 ↑
↑ 参考。光琳社刊「瀬戸の古陶磁」掲載の写真です。 ↑
↑ 「江戸前期」と時代判定されてあります。 ↑