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煎茶道具 茶道具 陶磁器 酒器 酒盃 菩薩尼 陰徳尼
おおたがき れんげつ 寛政3年 1791年 - 明治8年 1875年
江戸時代後期の尼僧・歌人・陶芸家
俗名は誠
菩薩尼、陰徳尼とも称した
京都の生まれ
実父は伊賀国上野の城代家老藤堂良聖
生後10日にして京都知恩院門跡に勤仕する大田垣光古)の養女となった
養父の光古は因幡国出身で、誠を引き取った当時は知恩院勤仕といえども不安定な立場にあった
同年8月には知恩院の譜代に任じられ、門跡の坊官として世襲が許される身分となった
太田垣氏は室町時代に因幡・但馬で栄えた山名氏の重臣の子孫である
生母は誠を出産して後に、丹波亀山藩の藩士の妻となった
この生母の結婚が縁で、寛政10年(1798年)頃より丹波亀山城にて御殿奉公を勤め、10年ほど亀山で暮らした
高さ:4.1㎝
ややばらつきあり
4客銘々に和歌が書かれた粉引煎茶碗です。
「山さとは松の声のみ聞きなれて風ふかぬ日はさびしかりけり」
(訳)山里にあっては、松がたてる響きばかりを聞き馴れて、風の吹かない日はかえって寂しいのであった
という和歌が綴られております。
やや使用感(ホツなど)は見られますが、大きな欠点はなく状態は良好で珍しいお品物です。
※予めご了承の上ご入札お待ちしております。
※撮影の際に生じた写り込みなどがございます。
ご理解の程よろしくお願い致します。
※離島および規格外商品・大型・重量過多は着払いにて発送いたします。
付属品、共箱や外箱、しおり等は経年により汚れていたり傷んでいる場合が御座います事をご了承下さい。
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