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●製作年:1774年
●素地:ソフトペースト(軟質磁器)
●サイズ
カップ(製作年:1774年)
W:7cm
H:5cm
ソーサー(マーク無し)
W:12cm
H:2.5cm
装飾:カップ→Pierre-Thodore BUTEUX:1765-80年まで絵付師として在籍(1773-80年まで金彩師と兼職)
ソーサー→不明
今回は大変に珍しい、セーブルのティーカップをお出しします。
この白磁金彩に花絵という構図はセーブルにおいてはあまりにもメジャーでありながら、特に日本において市場では基本のブイヤールすら目にすることは非常に少ない為、シンプルでいながら崇高な領域に属すると思います。見たことある様な…と思っても恐らく殆どそれは19世紀以降にイギリス窯で模倣されたものでしょう。本家本元はなかなかありそうで見つかりません。
そして今回のティーカップはもしかすると初めて見たという方もいるかもしれません。まず圧倒的に生産数が僅かで市場で見ることが無いです。日本では存在すら疑われてしまい「そんなものは無い」とまで発言する人間もいるほどです。しっかり存在します…。購入した際の話では6客ベースで製作された一部とのことでした。ソーサーに窯印は無いですが、サイズが既にティーカップ用の縮尺の為、隔年だったり探して組み合わせたものではなく、純粋にこの時に作られた作品であることがわかります。例えばブイヤールならもっと大きく、リトロンなら逆台形の形、エベールでもカラブルでも沿ったソーサーですが、縮尺が明らかに違います。完全にティーカップの規格です。カップのサイズも掌に乗る大きさで、当時非常に高価だった紅茶を少しずつ飲むのに適しています。同時期のマイセンにおけるティーボールと規格が被っています。そしてやはり持ち手が特徴。1735年にマイセンでケンドラーがノイアーアウスシュニットを考案済みですが、その様式を模倣した見事なロカイユ、そしてしっかりと施された厚塗りの金彩も見事な一体感を演出しています。
このシリーズのポイントは自分好みのペインターの描画を探索し、そこを狙って集めていく方法や、ひたすら様々なペインターを収集して図鑑のように卓上を壮大に演出することでしょう。少なくても数客揃えて供したり、キャビネットに飾るだけでもアンティークにおけるコレクションレベルの格式が一気に上がることを実感頂けると思います。
マイセンの花絵をコピーしながら、フランス様式の花としてマイセンを超えるべくスタイルを確立させていきます。描写も凄まじくクオリティが高く、思わず見入ってしまう完成度です。色彩の扱い、陰影も見事です。如何に差を付けるために必死だったのか、よくわかると思います。
当時、普段使いとして使用されていた為、カトラリー痕、小傷等がございますが、比較的軽いもので酷使ほどではない傷の量です。カケやワレはありません。当時の王侯がこのプレートを用いていたと想像するだけでロマンがあります。既にブイヤールやエベールは持っているという方、白磁金彩花絵の仕上げとしてコレクターズアイテムとしてもお勧めします。ちょっと贅沢ですが、稀に普段使いとしても贅沢に使っていただきたい逸品。
是非ご検討ください。
●取引について
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何かご不明な点がございましたら、取引メッセージにて連絡をお願いします。
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・発送は最短を心がけておりますが、仕事や出張の都合上、数日猶予をいただくことがございますのでご了承ください。
・落札後の一方的なキャンセルに関しては、落札者様都合でご入札を削除させていただきますので、オークションのシステム上
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●発送方法
ゆうパックで発送いたします。送料は無料とさせていただきます。