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奥行 約 14.5㎝
重量1,943.5g
容量1,250ml
のちのご使用による水もれ、破損は保証できませんので、ご承知ください。
サビ、スレ、汚れや、いくつかのアタリがあります。
年代物となりますので、画像をよくご覧の上ご入札お願いします。
初代波多野正平は、15歳の時に弟の秦蔵六と共に、
当時鋳金術の名工として知られていた京都の「龍文堂」の
四方安之助に師事しました。
蝋型鋳造(蝋の特性を生かした鋳金の一技法)の技術を学び、
後に近江(滋賀県)の能登川(現 東近江市)に移り住んで独立し、
その工房を「亀文堂」と号しました。
創業当初から文人好みの銅器や鉄瓶製作に尽力していましたが、
幕末~昭和初期頃から一般的な家庭でも鉄瓶が使用されるように
なってからは、蝋型鋳造によって鉄瓶を製作しました。
自然、山水をモチーフとした浮彫り模様の鉄瓶が高い評価を受け、
亀文堂の鉄瓶は広く知られるようになりました。
現在でも、鉄瓶、茶釜、火鉢、文房具などは美術品として重宝され、
日本のみならず、中国、台湾など、東アジアの骨董品愛好家の方にも
強く支持され、高値で取引されています