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7b96eaef
812
約 縦15X横11X高10mm
【重さ】
約2.0g
【種類】
石質隕石 エイコンドライト ダイオジェナイト
【発見地】
ブルキナファソ共和国ビランガ
【発見年】
1999年10月27日
【ビランガの豆知識】
総既知重量25Kgで最もひどく分裂したダイオジェナイトの1つです。
現地時間10時30分に隕石のシャワーが広く目撃された後、ビランガ村周辺に落下したと報告されています。
地元の村人たちはいくつかの大きな爆発を聞きましたが、その日は空が雲で覆い隠されていたので何も見えず、しばらくしてから村を囲む広い範囲にたくさんの石が落ちるのを発見し、新鮮な黒い核融合地殻を持つ25kgの隕石が集められました。
Michael Farmer氏は2000年にブルキナファソへ渡航し落下現場から多くの標本を回収しました。
2019年現在では新しい標本が見つかっておらず、今現在流通しているもの以外ではビランガ隕石は入手することができません。
将来的にコレクターが欲しがることは決定的ですが、入手することは難しいとMichael Farmer氏は記述していました。
【エイコンドライト ダイオジェナイト】
ダイオジェナイトはギリシャの哲学者ディオゲネス(Diogenes)にちなんで名付けられ、ディオゲネスは隕石が地球外からやってきたものだと初めて示唆した人だと言われています。
ダイオジェナイトは鉄に富んだハイパーシーンとブロンザイトという斜方輝石の結晶からほぼ出来ており、地球上ではあまり見られないフェロシライトなどを含んでいます。
オーブライトと同様でほぼ純粋な単一鉱物であり、母天体の内部で冷却がゆっくり進んだため結晶が大きく成長した貫入岩であり深成岩です。