商品名 鉄地鶴紋象嵌散鍔

 

銘  播磨赤穂住 正阿弥政員 【 まさより】

 

 

 

商品の寸法

 

 外寸  縦８２ ㎜ 横７８㎜ 厚さ３㎜

 

 内寸法 

 

      刃部２ミリ みね部７ミリ 身幅部２８ミリ

 

 

商品の由来 

 

 江戸時代、播磨国赤穂藩は、浅野家の領地として有名であるが、松の廊下の事件の後、改易となり、天領を経て、 作州津山森家の森 長直公が、二万石で入封し、幕末まで続いた、塩田で、豊かな土地であった、赤穂は、 森 長直公はも名君の誉れ高く、森家の治世は穏やかに連綿として続いた。 

 

商品間説明 

 

出品の作品は、ちょうど、森 長直公が、備中西江原【現在の岡山県井原市】から、赤穂に転封となった頃の、元禄時代の鍔工の正阿弥 政員【 まさより 】の作品で、良く鍛えた鉄地に、森家の家紋である、鶴の家紋を、金で象嵌し、鍔の耳を赤銅で覆輪した、品の良い鍔、おそらくは、森家の一族の身分の高い、誰かが、祝い差しなどに、用いるため、特注してあつらえたのではないかと推測する。 江戸時代からの風化で、 所々、金の鶴の象嵌が剥離しているものの、播州赤穂の郷土の鍔の珍しい作品で、中央切羽台、右側に、 播磨赤穂住、 左側に、 正阿弥政員と、銘が入れられている、 ほとんど見かけない、元禄前後の時代の郷土の鍔工の作品である。 古い、紫色の布団のついた、鍔箱が附属している。、

 

 

 

 

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