コレクション整理品、美品です。
シュナイダーが2008年、最後に出した大判レンズの1つで、アポクロマート、高解像、高コントラスト、Diaylte設計のコンパクトな8x10で使えるフィールド用レンズです。当時シュナイダーはこのレンズを殆ど作らなかったようで玉数も少なく貴重です。商品名にはteleとありますがこのレンズはテレ設計ではありませんので蛇腹長は通常のレンズ同様にバックフォーカスでも324mmと無限遠で必要になります。
Goerzから引き継いだapo artarの後継改良とも言えるレンズです。

仕様は下記の通りです。

Technical Data
Aperture: f11
Focal length: 350mm
Shutter: Copal 1
Distance between lens and camera: 324mm
Recommended format: 8x10
Aperture range: f11-f64
Filter thread: M55 mm x 0.75 mm
Coverage: 350mm at f22
Weight in Copal 1: 400g
Accessories: Tube, approx. 44 mm long, size 1 front thread, size 3 back thread

写真にこのレンズのMTFを貼り付けてましたので参考にしてください。

レンズの状態
コーティングやレンズ自体にキズはありません。
クリアでクモリなし。
小チリのみあります。
貼り合わせ面が無い4群4枚なのでバルサム切れも皆無です。

シャッターの状態
欠損やオイルの付着ありません。
全速問題無く切れます。

バレルの状態
アタリはありません。
擦れ傷もごく僅かです。

付属品
元箱、後群にcopal3番用のレンズボードにも取り付けられるリングが一緒に付いています。copal1番用のリングはもちろん付属します。おまけでUVプロテクターフィルターが付きます。
全体的に美品ですが、
中古品につきノークレーム、ノーリターンにてお願い致します。