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大垣まつりの山車1/20ミニチュア
13両の山車の中の
宮町 猩々
幅約14センチ 高さ25センチ 長さ25センチ
専用ケース付き
その他の山車も製作中です
文化庁から国連教育科学文化機関(ユネスコ)に登録提案されていた本市の「大垣祭の行事」を含む「山・鉾・屋台行事」は、平成28年12月1日にエチオピアで開かれた政府間委員会で審査され、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
大垣市の文化財としては、初の登録となります。
大垣祭の特色
大垣祭の行事は、大垣の城下町祭礼として伝承されてきた美濃地方を代表する祭礼行事であり、大垣藩主下賜(かし)のと町衆のが併存する形態は全国的にも希少です。
また、からくり人形には中京圏の山車(だし)行事、上(やまじょう)の芸能には近畿圏の山車行事の影響が色濃く、東西の祭礼文化の交渉がうかがわれるなど、国内の山・鉾・屋台(やま・ほこ・やたい)行事の伝播や変遷を理解する上で重要であると評価されています。
猩々(しょうじょう) 【宮町】
名を謡曲「猩々」から取ったものです。は二層で正面と両脇(一層と二層の間)に千匹猿の彫刻があり、一匹も同じ様相がないといわれています。
からくり芸は、二層の上に大床板(トイ)を突出し、先端に大酒壺を置き、猩々の人形が壺に顔を突っ込み、鯨飲すれば酔って紅顔となります。猩々はたちまち獅子に変わり、大酒壺は割れて大輪の牡丹の花が咲き乱れ、獅子はこれにたわむれ舞い狂います。
昭和20年7月、戦災で惜しくも焼失した先代の猩々が、平成13年3月に56年ぶりに白木で復元され、以降、漆塗り・金具・彫刻が施されました。