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932bb3f5
1212
約 縦21X横16X高8mm
【重さ】
約3.2g
【種類】
石質隕石 エイコンドライト ユークライト
【発見地】
オーストラリア連邦西オーストラリア州
【発見年】
1960年10月
【ミルビリリーの豆知識】
総既知重量330Kgで1960年10月の午後1時頃に落下が観測されましたが、しばらく放置されており1970年に正式に発見されました。
駅の作業員F.Vicenti氏とF.Quadrio氏がミルビリリーとジャンディーの線路上のゲートを開いている時に火の玉を観察し、それは北の平野に落ちましたがその時は捜索されず、D.Vicenti氏とM.Finch氏が1970年と1971年にこの平野で2つの石を発見したことで正式に登録され、その後に先住民族のアボリジニが他の破片も発見しました。
最大の石(20kg)と小さな石(565g)が西オーストラリア博物館に展示されています。
【エイコンドライト ユークライト】
エイコンドライトの中では最も一般的なのがユークライトで、カルシウムに富むアノーサイトという斜長石を多く含むためカルシウムに富んだエイコンドライトに分類されます。
ピジョン輝石のマトリックスには小さな鉄金属の粒が含まれているので、僅かに磁石にくっつく標本もあります。
ユークライトの最大の特徴は落下したばかりのものには黒く輝く溶融表皮があることで、ダイオジェナイトにはない特徴です。